ごった煮。

広く浅く好きがいっぱいなアラサーの日記

点滴の針が痛すぎて泣いた話

今日で入院3日目になります。(実は入院した話書いた時点で2日目だった)

入院初日、診断を受けて即日入院となった私。

恐れていたものが点滴でした。

というのも入院する前に治療の方針とかそんなんを聞いたときに、絶食して大腸を休ませる、絶食期間中は点滴をすると言われてました。

さてこのとき何が問題かというと、私の血管が全然でないってこと。

これほんとに大変で。

 

 

一番出るところといえば肘の内側の血管なんですが、番出るといっても普通の人よりも圧倒的に出にくい。

普通の看護師さん(新米でもベテランでもない人)でもなかなか1回で刺せない。

だいたい3回は刺しなおされるし、そもそも見つけられないなんて人も。

でも今回は入院で点滴用の針は24時間刺しっぱなし。

肘みたいな曲げなきゃ不便なところには刺せません。

そうなるとそこ以外の場所になるんですが当然見つけられるはずもなく…。

24時間点滴が決定したのと同時に、私の点滴チャレンジも決定したのです‪( ᵕ ᵕ̩̩ )‬

 

入院初日、説明が終わってすぐに部屋に通されて入院や今後の治療に必要な同意書を書いていると看護師さんが点滴の用意を一式もって部屋に来ました。

点滴チャレンジ、スタートです。

今回はいったい何回で針が血管に入るのか…。

注射する前ってだいたい駆血帯→血管探す→見つける→アルコール消毒→刺すって感じやったと思うねんけど、私の場合駆血帯→血管探すからなかなか進まない笑

血管が出やすいように刺す側の手強く握ったりするけど見つからない。

最初は「あれー?」とか「うーん…」とか言ってた先生もだんだん無言になってきて何とも言えない緊張感が部屋に広がっていく。

それがすっごい息苦しくて申し訳ない気持ちになってくる。

無事血管を見つけられても残念なことに私の血管は針が入りにくいらしくて針が途中で止まったり、入ってるはずなのに血が通らないとかいろいろ難しいみたい。

要するに私の血管は絶望的に点滴に向いていない( ・᷄-・᷅ )

結局初日は針を4本ほど取り換え、5回目で何とか刺してもらえた。

「何回も刺しちゃってごめんね~」なんて申し訳なさそうにしてるけど、えぇんです。

むしろよくぞ5回で決めてくれました!って感じ。

きっとこの看護師さん、めちゃめちゃうまいに違いない。そう確信しました。

でもこの看護師さん、とんでもないことをサラッと言って帰っていったんです。

「だいたい3日くらいで今の穴ダメになるから。またそれぐらいにやり直しね。」

やり直し…?なん、だと…。

ホッとしたのもつかの間一瞬で叩き落されました( ´ཫ`)

 

そして3日後の今日、ついにその時がやってきたんです。

朝起きて1本目の点滴を入れ終わり、2本目に突入して数分後。

なんか痛い。針入れてるとこの周りがめっちゃ痛い。

でも看護師さんに確認したら人によったらちょっと痛み感じる薬やって言ってたし我慢…と思ったけど無理!痛い!!ていうか手痺れて感覚なくなってきてる!!

急いでナースコール押して症状を説明。

来てくれたのは若い女性の看護師さん。

仲良くしてくれるいい人。かわいい。

ちなみに初日の看護師さんは男性。めっちゃフレンドリー。

若い人はWi-Fiがないと死んじゃうからって入院の書類よりも先にWi-Fiのやり方の紙くれた。ありがたや。

それは置いといて、来てくれた看護師さんに今日で何日目だったか確認されたので3日目と答えたところ、あっ…(察し)って感じになってどうしたのかと思ったら初日に言われたことを思い出したんです。

あ。ダメになるってこれか~!!!

恐る恐るやり直しか尋ねると無言でうなずかれました。絶望。

すぐ準備してくるね~って病室を出て行った。

できれば上手な初日の看護師さんがよかったけど、残念なことにオペで空いてなかった。

うん、オペなら仕方ない。だってあの人上手やったもん。

ぼーっと待ってると看護師さんが帰ってきて手には当たり前だけどセット一式。

でも明らかに針の数がおかしい。6本て。

じっと見てたら焦った感じで「一応ね!」って。かわいい。

駆血帯も巻いていざって時に最初に針入れたの誰かって聞かれて、Wi-Fiの人とは言えないのメガネの男性の看護師さんって伝えたらあの人かぁって遠い目。

なんでもWi-Fiの看護師さんが一番うまいらしい。うん、知ってた。

その後3回チャレンジして全部失敗。

惜しいとこまで行ったのっもあったけどやっぱり血が通らないとかでできなかった。

ってことでチェンジ。次来た人は今日何度か見に来てくれてたのは初めての女性看護師さん。

2回チャレンジしてチェンジした。

ここまでで5回。私のライフはほぼ0。

3度目の正直。ドアが開いた瞬間、私は勝利を確信した。

Wi-Fiの人だった。

私は心の中で狂喜乱舞していた。やっと終わる!

でも地獄はここからだった。

初日に刺したのが右腕だったので3人とも左腕を見てくれてたんだけどろくに通る血管がない。

先にチャレンジした2人が刺したとこも再チャレンジしたけど、いいとこまで行ったけど最後うまくいかなかった。

そして3回目、Wi-Fiの人はそもそも腕からとるのをやめると言い出したのだ。

私としては腕以外というと手の甲しか思いつかなくて、しかも手の甲ってとんでもなく痛いって聞いてから腕からとって欲しかった。

そしたらWi-Fiの人は笑顔で手首にしようって言ったんです。

手の甲に比べれば痛み10分の1だからって。

そう言われたらもうそこしかないと思ってお願いしたんですがめっっっっっちゃ痛い!!!

どれくらい痛いかって言われてもたとえられないくらい痛い!!!!

待って待って!!こんな痛いって聞いてない!!!

てかこれで10分の1とか手の甲どんだけ痛いんよ!?

もうヒーヒー言いながらなんとか呼吸して、針が進むときにちょいちょい痛いポイントがあるんやけどそこを通過したときとか痛すぎてヴァッ!?とか言うてるし。

もう我慢できんくて泣いた。痛すぎてボロボロ泣いた。

そしてWi-Fiの人はやり切ったって感じでじゃあまた3日後って帰っていった。

部屋には泣き続ける私とたまたま面会に来ていた母が残った。

母は痛がる私を見てめっちゃ笑ってた。

反応がツボだったらしい。ちくしょう…。

 

後から聞いた話やけど、私は今入院してる患者さんの中で一番針入れるの難しいらしい。

非常に申し訳ない…。

また3日後よろしくお願いします。

私と看護師さんたちの点滴チャレンジはまだまだ続く。